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連日 明るい色のお花が続いているので、ちょっと雰囲気を変えて。
先日、お友達の一周忌へのお供えの花を、ということでプリザーブドアレンジのご依頼を頂きました。100%プリザーブドのアレンジとしては大きめ、高さは40cmを超えています。 ![]() "お友達5人連名で"とのことで、ご予算も頂けましたので シンビジューム、デンファーレなどの蘭のお花も入れて高級感を出しました。濃い青はトルコキキョウ。カーネーションとは少し違った軽さがあります。プリザーブドもバラとカーネーションだけだった時代に比べれば、びっくりするほどたくさんの種類のグリーンやお花が出ています。白い菊もありますし、今回は入れていないのですが、ダリアなども色によってはお供え向きかと思います。 ラッピングをして、お名前を入れたお札をつけて、ご供養の行われる会場にお送りしました。 プリザーブドをお悔やみのお花に? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、綺麗なままでお供えし続けられるお花は、最近ではお供えでも需要が増えています。 特に、ご遺族がご高齢であられる場合などは、水替えが要らず、そのままで咲き続けるプリザーブドは手間もかからず便利です。造花より生花の雰囲気がありますので、好まれるのかと思います。 ![]() 但し、お悔やみでプリザーブドフラワーをお贈りする際には、少し気をつけた方がよい点もあるかと思います。 ひとつには、「咲き続ける」ということ自体が、かえって悲しみを助長してしまうこともある、ということ。特にご家族を亡くされた直後などは、世の中の「生あるもの、綺麗でいつづけるもの」に、それだけで恨めしさを感じてしまうことがあるからです。同時にまた、お花の水を替えたり、故人の世話をすることで気を紛らせられる、ということもあります。これは個人差や価値観の違いが大きいことだと思いますが、私個人としては亡くなられた直後〜半年くらいは、枯れていく生花の方がよいかしら、と思っています(あくまで、私の個人的な考えです)。 半年くらいで悲しみが癒されるものではないですが、時の流れが少し心に余裕を持たせてくれるようになれば、美しいもの、であれば受け入れ、癒しにして頂けるのではないでしょうか。 ![]() それから、とても大事なこと。これは生花でも同じですが、その方の宗教や、地方のしきたりなどによって好まれる花とタブーになるお花、などがあったりしますので、確認出来る範囲で知っておかれた方がいいかと思います。わからなければ、ごく一般的なパターンなら大丈夫でしょう。昔は白だけで、とか色を使っても青や紫中心でしたが、それだけでは寂しすぎるから、というお声も多いらしく、最近の花屋さんは 結構派手目のお色の花を入れたりもします。 今回はごくごく薄い紫がかったピンクのバラを少しだけお入れしました。全く入らないものに比べると、随分明るさは増しました。 ![]() お届けの後、ご依頼主様が実際にお花を見て下さったらしく、「写真より実物の方が綺麗でした、友達も喜んでいると思います」とのお便りを下さいました。本当に有り難うございます。 以前にも、大学生のグループの方から、若くして亡くなってしまったご友人にお供えのお花をと、「何か花言葉にもかけて、"友情"とか"思い出"とかの意味のある花を入れられませんか」とのお問い合わせを頂いたことがあります。亡くなったご友人を思われる気持ち、暖かいですね。今回もそんなことを色々と思い出し。少しじーん、、としてしまいました。 それから今流行っている歌、「千の風になって」。この詩も妙に思い出されて、頭の中を巡らせながら生けておりました。こんな時、この歌はこれからもきっと思い起こすだろうと感じながら、お供えのお花も、お慶びのお花も、贈られる方のお気持ちを込めた花を生けたい、と思ったことでした。 Tags:プリザーブドフラワー オーダー
by atelier_julice | 2007-02-15 18:16 | プリザーブド/アレンジ | Trackback
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